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まぎあっと。PSO2

PSO2をしながら、その雑記、初心者向け講座、そして自作小説など書いていくブログです

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 Time After Time 1章 託された想い 第Ⅵ話

 ――どこからか、蝉の鳴き声がする。

 火照るような暑さの中、蝉の叫び声だけが耳に突き刺さる。




 蝉の寿命はとても短い。

 幼虫のまま土の中で数年過ごし、地上へと出て成虫へと進化する。

 だが成虫になった後も、暑さに耐え切れず一ヶ月しか命を保てない哀れな存在。

 地上に出るために何年も地中で生きてきたのに、報われない一生。

 ……シュナイゼルは、どうだったのだろうか。

 彼もまた、人生の半分を市民の為に捧げ、アークスとして任務に従事してきた。

 だが、そうして腕を磨き上げてきたシュナイゼルでさえ、呆気無く死んでしまった。

 いや、正確には殺された。



 黒服に身を包み、麦わら帽子を被った那波が水道の蛇口を撚る。

 この気温で熱を帯びているのか、取手の部分が少しばかり熱い。

 手桶の水をこぼさないよう後ろへと振り返った。



「……こんなものでいい?」



 穏やかに微笑むラミネに尋ねる



「うん、そんなもんかな。あ、お供え物って那波ちゃんが持ってたっけ?」

「…………」



 那波は無言で供え物が入ったカバンを持ち上げた。

「それじゃあ、行こっか」 とラミネが先頭になり、石畳の階段を一段ずつ登ってゆく。



 今日は盆ということで那波とラミネ、そして関係者数名でシュナイゼルの墓参りに来ていた。皆一様に黒服を身に纏い、喪に服している。



「大丈夫? 暑くない?」

「ううん、平気」



 ラミネは心配し声をかけてくれるが、那波は表情を崩さないまま返答をする。

 別にラミネと喧嘩をしているわけではなく、不機嫌と言うわけでもない。

 ただ、シュナイゼルが死んでから、那波は笑うことが無くなった。

 更にはある日を堺に、周囲の視線が突き刺さる感じを覚えるようになった。

 それは、シュナイゼルの告別式が開かれた時の事――
 










 線香の匂いがほのかに香る大広間。

 シュナイゼルの告別式は会場を貸しきって行われている。

 参列者の中には第三機動部隊の隊員は勿論、別の部隊の人もいるようだ。

 元世話になっていた部下、友人、上司……中には行き付けのバーテンダーも焼香をあげに来ている。

 それだけ、人望が厚かったのだろう。



「っう……ひっく……ぐすっ」



 最前列に座って泣いている少年が見えた。

 パッと見たところ、那波と同い年位に見える。

 その隣には美人でお淑やかそうな女性が少年の肩に手を回している。母親だろうか?

 気になって見ていると隣にいたラミネが説明をしてくれた。



「あの人はね、隊長の奥さんだった方なのよ」



 これには驚かされた。

 シュナイゼルが妻子持ちという話は一度も聞いたことがない。

 ……『だった』?



「今は、違うの?」

「ええ、那波ちゃんと暮らし始める三年ほど前になるかしら……離婚していてね。あの時は隊長に任命されたばかりで、何ヶ月も家を空けるくらい忙しかったの」

「そう、だったんだ」

「それで、奥さんのほうから一旦別れを切り出したらしいわ」

「じゃあ、隣のあの子が?」

「うん、隊長と奥さんのご子息。グレイス君、だったかな確か」



 グレイス、『グレイス・ショートライン』か。

 いや、今は離婚しているなら苗字も変わるのだろうか。

 どちらにせよ、シュナイゼルの死は元家族にまで悲しみを及ぼしているのだ。

 那波の胸の奥がズキンと痛む。



(私があの時止めれなかったせいで、あの子にまで辛い思いを……)



 同じ親を亡くした身として、その悲しみは自分の事のように感じられた。

 『親を失う』

 それはつまり、一般的な家庭と同じように過ごすことが出来ないという事。

 公園を過る度に思っていた。

 父と母、そしてその子供が幸せそうに遊んでいる。

 そんなありふれた風景を見て、温かい気持ちになっていた。

 だが心のどこかで、それを 『妬ましい』 と思っていたのだ。

 その家族にはあって、自分にはないモノを――。



 やがて火葬が終わり、最後の精進落としというステップに移る。

 簡単にいえば、挨拶と参列のお礼をした後、食事をするものだ。

 那波はラミネの隣に座り、黙々と食事を取るものの、思うように箸が進まない。



(どうして、私だけがのうのうと生きているんだろう)

(おじさんを止められず、多くの人を悲しまた私に、食事をする権利なんてあるんだろうか)



 悔やんでも悔やみきれない思いを渦巻かせていた。

 食べ物が喉を通らない。

 箸を置こうとしたその時。



「……とすると、このお嬢ちゃんがあの時の?」



 ラミネと連れ立って、体格の良い中年男性が近づいてきた。



「ええ。ほら那波ちゃん、あなたにお客さんよ。ご挨拶して」と、ラミネが促す。

「ど、どうも。初めまして、那波です」

「おお! 那波ちゃんって言うのかー、大きくなったなぁ! おじちゃんの事、覚えてるかい?」

「……?」



 誰だろう。

 記憶を辿ってみたが全く覚えがない。

 口ぶりからして面識があるようだが。



「まあ覚えてないのも無理はないか! シュナイゼルが那波ちゃんを研究所から助けだした時、一緒にいたんだけどな」

「あの時は那波ちゃんも瀕死の重体でしたからね……無理もないでしょう」

「まあそうだよねぇ。では改めて自己紹介! 私の名前はリーガルト。よろしくな、那波ちゃん!」

「よろしく、です」



 確かに、あの炎の中、おじさんの隣にもう一人いた気がする。

 あれ、でもそれって確か……カーネルって名前の若い人じゃなかったっけ。

 このリーガルトって人、どう見てもおじさんと同年代あたりの容姿だけど。



 しばらくしてリーガルトは用があると、席を立った。

 何だったのだろうか。

 だが、お陰で少し気分が軽くなった。

 人と会話すると、多少は気が紛れるのかもしれない。

 だが聞こえてくる会話は、いいものばかりとは限らなかった。



「なぜ……隊長が死ななければならないんだ……!」

 ……!

「彼は人望のある、優秀な隊長でした。それ故に、大変悔やまれます」

 やめて――

「誰かが事前に察知することは出来なかったのか? 未然に防ぐ事が出来たらこんな事には」

 そうよ、私が気づけたはずなのに――

「誰だよ……隊長を殺したのは誰なんだよ……!」

 …………



 殺した……おじさんを殺した犯人……

 気づいてたのに、止めれなかった。いや、止めようとしなかった。

 つまり、おじさんを殺したのは





 ――私?



「うぐっ……おえぇっ」

「ちょ、ちょっと那波ちゃん! 大丈夫!? ごめんなさい、おしぼりお願いします!」



 胸の奥から気持ちの悪いものが一気にこみ上げ、嘔吐した。

 喉を焼きつくすような痛みと、口の中が酸味で一杯になる感覚が襲ってくる。

 ここから一刻も早く立ち去りたい気持ちだった。

 周囲からの声が、胸へと突き刺さる感じがした。

 傷を抉られるような感じがした。

 『お前のせいでシュナイゼルは死んだんだ』 と、聞こえるのだ。

 勿論、誰もそんな事は言っていない。

 だが今の那波には、全ての言葉が自分にぶつけられているような気がしてならなかった。



 私は、生きていちゃいけないのかな――


 薄れる意識の中で、私はそう思った











 それ以来那波は、何度も死ぬことを考えた。

 窒息しようと息を止め続けたり、自分で自分の首を締めようとしたり、浴槽の中で沈んでみたりもした。

 しかし、結局死ぬことは出来なかった。

 理由は単純、怖いのだ。

 自分で自分の生を断つのが堪らなく怖い。

 だが私は人を殺してしまった。

 直接殺めたわけではないにしろ、見殺しにしたのと同義じゃないだろうか。

 やはり私は――



「ねえ、那波ちゃん」



 石畳で作られた階段を中程まで上り詰めた所で、ラミネが話を切り出した。



「告別式が終わった後から、那波ちゃん笑わなくなったよね」

「…………」

「一緒に生活してるからさ、那波ちゃんの思ってることは大体予想できる。でもシュナイゼルが死んだのは、那波ちゃんのせいじゃない」



 私は何もしてあげられなかった。

 嫌な予感がしたのに、何事も無く見送ってしまった。

 あそこで私が止めていれば……私のせいなのよ



「それに、今の那波ちゃんを見たら、シュナイゼルはどう思う?」



 今の、私……

 おじさんが今の私をみたら、どう思うんだろう。

 怒るのかな

 呆れるのかな

 間違っても、喜びはしないよね



「――あ」 突然ラミネが思い出したように声をあげた。

「ごめん、那波ちゃん。ちょっと車の中に忘れ物。すぐ取ってくるから、先にお墓に行っててね。――シュナイゼルに顔向けできる笑顔をほんの少しでも取り戻して、行きなさい」



 言うと、お手本を見せんとばかりににっこりと笑いかけてくれた。

 背中を押すような笑み。

 ラミネは身を翻すと、来た道を小走りで駆けていった。

 このまま佇んでいても仕方がない。ひとまず、先にシュナイゼルの墓標前に行くことにした。




 ようやく頂上だ。

 目の前にはあのケヤキの大木。

 那波の意向で墓はケヤキの下に作ってもらった。

 勿論、那波の両親の墓も隣に建てた。



「……あれ?」



 誰だろう、墓の前に先客がいた。

 スラっとした後ろ姿。スタイルの良い体からして女性だろうか。

 喪服を着ているので恐らく参列者の一人だろう。

 ゆっくり行いたいからと、一番最後に来たつもりだったのだが……どうやらまだ残っていたようだ。



「ありがとうございます」



 那波は女性の真横に付き、足を運んでもらったのと、拝んでくれた事に対して礼を述べた。

 しかし、女性から返事は無かった。

 遠目ではよく解らなかったが、近くで見るとかなりの美人だった。

 しなやかなスタイルの長身。夕焼け色のストレートヘアが腰まで流れ落ちている。

 肌はほんの少し褐色しているようだが、殆ど普通の肌色だ。凝視しないと解らない程度だった。



「あの……軍の方、ですか?」



 無口な人なのだろうか、顔すらこちらを向かず墓の方向へ目線を落としている。

 また返答無し……と思っていると、目だけをゆっくりとこちらに向け



「貴様、シュナイゼルの娘か?」

「ッ!」



 目があった瞬間、背筋に悪寒が走った。

 全てを見透かすような透き通った藍色の瞳
 
 闇の底から聞こえてくるような、恐ろしく冷めたい声。

 表情を崩すこと無く、那波を見下している。

 足も竦んで動けない。



「……ぁっ……ぁ」



 思う様に声も出ず、ガチガチと歯が鳴る。

 背中は汗でびっしょりと濡れていた。

 底冷えするような目から発せられる威圧感が凄まじい。

 どうしよう、逃げるべきか?

 いや、無理だ。体が全く動かない。

 まるで睨んだだけで石化させる化け物を見ているようだ。

 だが相手も目で威圧するだけで、殺そうという気配もない。

 得体のしれない恐怖を感じていると、女性が言葉を繋いだ。



「おっと。すまないな、そう怯えるな」



 フッと微笑み、先程までの鋭い視線は消えていた。

 スゥっと緊張が溶けるように、那波は足元から地面に崩れ落ちる。

 何だったんだろう、今の……。



「おい」

「…………」

「おい、小娘」

「……ぁ、はいっ! 私、ですか?」



 呼ばれているのに気づき、我に返る。

 極度の緊張状態から開放されたばかりで、咄嗟に反応が出来なかった。

 女性は少しムッとした声で会話を続ける。



「そうだ。他に誰がいる? 貴様、名前は?」

「な、那波です」

「ほう、そうか。貴様が那波か」

「えっ……?」



 『貴様が』 って、私の事を知っているのだろうか?

 でも私の記憶にこんな恐ろしい人はいない。こんな人がいれば幾ら何でも忘れられるはずがない。

 戸惑いを隠せない那波を制して女性はさらに話を続けた。



「いや、良い。私の名前はミレイユ、ミレイユ・ヴェルクマイスターだ。先程はすまなかったな」

「ミレイユ……」



 彼女の名前を聞いた時、胸の中で引っかかるものがあった。

 つい最近、そんな名前を聞いたことがあったようなと、記憶を辿ってみる。

 ミレイユ、ミレイユ……駄目だ、思い出せない。

 必死に思い出そうとしていると、ミレイユの方から質問が飛んできた。



「シュナイゼルは、最後に何か言っていたか?」



 考えにふけっている間にミレイユの目線は墓標に向けられていた。

 那波は片足を立たせ、フラつきながらも立ち上がる。



「いえ。私も、おじさん……シュナイゼルさんの死に際には立ち会えなくて」

「そうか……」



 ミレイユは先程とは変わって少し、寂しそうな顔になっていた。

 この人にとっても、大切な人だったのだろうか。

 自分の大事な人が亡くなってしまえば、誰だって悲しい。

 そしてその悲しみを芽生えさせる種は、私なのだ。



「……私、シュナイゼルさんに命を助けてもらったんです。ある研究所で爆発事故に巻き込まれて、瀕死の状態だった私を救ってくれました。それからは、ずっとシュナイゼルさんの所でお世話になってて……すごくっ、大切にしてくれました……なのにっ!」



  徐々にシュナイゼルとの記憶が蘇り、胸が締め付けられる思いになった。



「私があの時止めなかったばかりに!」



 目からは塩辛い水滴が溢れ、頬を伝い、地面へと落下していく。

 その水滴はとどまること無く、無尽蔵に量産され、破棄されていく。



「私が、殺したも同然なんです」

「…………」



 冷たい風が二人を襲う。

 涙で濡れた頬は、より一層寒さを感じさせる。

 だがミレイユは寒がることもなく、ただ黙って墓標に目を落としていた。








「すみません、長いこと喋ってしまって……どうぞ、ゆっくりしていってください。お先に失礼します」



 そう断り、那波は零れた涙を拭いながら来た道へと振り返り、墓より立ち去ろうとする。



「おい、那波とやら」

「……?」



 ふと、呼び止められた。

 那波は墓の方へと振り向く瞬間



「痛ッ!」



 頬に何かが掠る。

 咄嗟に手を当てると、更に痛みが走った。



「な、何……?」



 何が掠ったんだろう?木の葉?

 いや、それにしては傷口が少し大きい気がする。

 気になって足元を見てみた。



「氷?」



 小さく透き通った氷が、針状に突き刺さっている。

 何が起こったか解らず戸惑う那波。

 この真夏に霰が降ってくる訳がない。

 じゃあこの氷の針はどこから……



――ここだよ



 ドクン、と心臓が警鐘を鳴らす。

 突如目の前を覆った影に驚き、顔を上げる。

 足元に気を取られている間に、ミレイユは鼻先まで近づいていた。

 その瞳は薄く開き、口元からは笑みが溢れている

 この獲物をどう料理しようか、という怪しい笑みを浮かべた表情。

 那波は咄嗟に後方へと跳躍し、距離を置いた。



「ほう……」



 ミレイユが少し驚いた表情になる。



「今の反応速度は驚いたな。貴様、戦闘経験があるのか?」



 彼女から賞賛の言葉がかけられた。

 だが素直に喜べる程、今の那波には余裕が無い。



「あ、あるわけないじゃないですか! 何なんです、一体! さっきの氷の針も貴女の仕業ですか!?」



 ドクン、ドクンと鼓動が煩く鳴り響く。

 鼓動音が外にまで聞こえているのではないかと心配になる程。

 だが今はそんな事を気にしている場合じゃない。



「喚くなクソガキ。……そうだ、先の氷針は――」



 「これだ」 と手を天空へと翳し始めるミレイユ。

 すると驚いたことに、大気中の水素が凝結し、次々と針状の氷へと形を変えていった。



「お、大きい……」



 事実、先程見た氷針より何十倍の大きさだった。



――関心している場合か?



 ドクン、と再び警告の鐘が鳴り響く。

 それとほぼ同時に、巨大な氷針がこちらに向かって一本発射された。



「くああぁっ!」



 左へと跳躍し、なんとか直撃は免れたものの右腕に深い傷を負ってしまう。

 傷口からドクドクと流れ出る赤い液体。

 腕の力は抜け、だらりと垂れ下がってしまったせいでバランス感覚を失い、蹌踉めいてしまう。



「よくかわせたな、だが足元がふらついているぞ?」



 微笑む彼女の顔、そこには背筋が凍る程の美しさと、恐ろしさが宿っていた。

 自分よりも遥かに強い敵が目の前にいる。

 戦闘経験の無い那波にとって、目の前で起こっている現実が、まるで夢でも見ているかのようだった。



「何を怯えている? 何を驚いている?」



 小高い丘の上、薄墨色の曇天を背負い、女が那波を見下ろしている。



「夢でも見ているつもりか? 呆けるなよ、小娘」



 無味の視線。何者をも寄せ付けず、何者にも寄り付かない、そんな視線に射竦められる。



「随分と平和に育てられたらしいな、何も知らない鳥籠の中のお姫様。教えておいてやる。この世の摂理はただひとつ、シンプルだ」



 氷使いの死神は、冷たく現実を突きつける。



「デッド・オア・アライブ。生きるか、さもなくば死ぬ。それだけだ。貴様の父、シュナイゼルも、その摂理の中で生きてきた。第一線の戦地は過酷だ。一瞬先の命さえ、常に保証がない。そんな世界で、生きてきたのだ。そしてお間抜けなお姫様は、それを知らない」

「――」

「そして、今の貴様も同じ摂理の中にいる。夢から醒めろ、眠り姫。これは――」



 ――命の奪い合いなのだから。



「……ッ!」



 ガリっと舌を噛む。

 目を背けるな。今目の前に起こってることは全て現実。

 反応を鈍らせれば確実に殺される。

 「殺される」……おかしなものだ。幾度と無く自死を試んで来たというのに、あと一歩が踏み出せない。その一歩さえ踏み出せれば、全てが楽になり、罪も償えると。

 那波にとって、これはチャンスでもあるはずだった。自分から死ななくても、目の前で那波を殺そうとする人がいる。

 だけど――



「ほお、頑張って避けてるじゃないか、鳥籠の中のお姫様」

「くっ……」



 ――だけど今は、それは間違いだと思う。

 シュナイゼルはいつ死ぬかも解らない状況の中に、その身を投じ、命をかけて私たち市民を守ってきた。

 確かに予感がしていながらシュナイゼルを止められなかったのは罪だ。

 那波には自信が無かった。確証も無かった。そんな事で任務に支障をきたしてしまうんじゃないかと思うと、言えなかった。

 結果的にそれが後悔を招くことになった。 「あの時私が言っていれば……」 と。

 しかし今、少なからず那波よりも戦場を知る人が目の前にいる。この人に言われて初めて、自分はシュナイゼルの事、戦いの事を何も知らないと気づかされた。

 勝手に自分自身で思い込み、勝手に命を絶とうとする。とても未熟で、愚かしい行為……それはきっと 「逃げ」 だ。

 先程ラミネが言ってくれた、「おじさんが今の私を見たらどう思う?」 という言葉を思い出す。

 命の尊さを知るシュナイゼルが目の前にいたなら、きっと引っ叩かれているだろう。

 ならば、あの事故から命を繋いでもらった為にも、簡単に死ぬ訳にはいかない。



「もう逃げる場所なんて無い、観念したらどうだ? 鬼ごっこもそろそろ飽きてきたよ」



 緑一色だった草原は、今や冷たい氷漬けになっていた。

 地面には大小様々な氷針が突き刺さり、まるでひとつの芸術作品のようだ。

 この人、ミレイユには戦いの最中でも美を追求できる程の、絶対的な余裕がある。



「どうした、恐怖のあまり声も出せないか?」

 那波は沈黙を貫く。

「……アニメや漫画の話だけじゃない。この世界のどこかでは、これよりも激しい戦いが繰り広げられている。これが戦場、これが現実だ!」

 なおも沈黙。

「さあ、これで終わりにしようか。お姫様」



 瞬間、巨大な風が吹いた。

 冷気を帯びた強い衝撃に、思わず顔を背けそうになる。

 戦闘経験のない那波にとって、目――視界から得られる情報は生命線だ。経験則のない那波には、一心不乱に『反射』し続ける以外に生き延びる術はない。

 それは避ける事にも……好機を逃さない為にも。

 大気中の水素は瞬く間に凝結し、巨大な氷針の周りで渦巻きだす。

 その氷針は見る見る巨大化していった。今までで一番大きい氷針が、那波の麦わら帽子を捉える。



「お姫様、正直失望したよ。お前には永遠と逃げ続ける人生がお似合いだ」



 ミレイユが天空に向けて手を伸ばす。



「あの世でアイツに会ったらよろしく伝えておくれ。サヨウナラ」



 伸ばしていた手を振り下ろすと同時に、巨大な氷針が目標めがけて発射される。

 ――今だ!



「私はまだ死ねない! おじさんに助けて貰ったこの生命、無下になんて出来ない!!」



 那波は突き刺さっていた氷針の影から飛び出した。右手には小さめの氷の針欠片を握りながら。

 その鋭利さ故に、右手は真っ赤に染まっている。



「なっ……後ろ!?」

「うおおぉぉぉ!!!」



 ミレイユが振り向く時には、那波の持つ氷針が刺さっていた。

 大きい攻撃には必ず前後に隙が出来る。逃げ隠れする振りをして帽子を囮に使い、余裕をかましているミレイユの後ろから刺す……

 こんな小さな欠片では殺す事は出来ないにしろ、致命傷は与えれる。その間にラミネの元へ逃げられる




 ……ハズだった。





「そん、な……」


 那波の持つ氷針はミレイユに刺さる寸前で止められていた。

 ミレイユの体を纏う氷が盾状になり、それが防いでいたのだ。

 「パリン」 と音を立て、氷針が砕け散る。



「くっはっはっはっは、やれば出来るじゃないか、お姫様!」

 ミレイユは那波を強く蹴り飛ばし、距離をおいた。

「麦わら帽子を囮に使って背後に回る、素人とは思えない策だ。いい素質がある。流石、奴の娘だけはあるかな?」



 奴……シュナイゼルのことか?

 蹌踉めきながらも、那波は立ち上がる。



 いや、それよりどうする。これほどの相手、恐らく不意打ちはもう成功しない。

 結局私は殺されるのだろうか。

 こんな訳もわからない人に





――訳もわからない人?





 一瞬、頭を何かが過った。



「何をボサっとしている? 死にたいのなら殺してやるぞ!」



 そうミレイユが言い放つと、氷針が飛んできた。

 先ほどの巨大な氷針が今度は……二本!



「しまっ……!」



 我に返った時には既に遅く、右左どちらに飛び跳ねてももう間に合わない。



『大丈夫、そのまま動かないで』



 懐かしい声が頭のなかに響く。

 幼い頃に一度だけ聞いたことのある、とても温かい声。





 ズドン、と大きな音を立てて那波の両側に巨大な氷針が突き刺さる。

 その衝撃は凍えるような冷気を飛ばし、那波の額から一滴の汗が零れ落ちた。

 一歩でも動いていれば、この針に胴体を貫かれていただろう。



「……なぜ狙いを外している事が解った」



 ミレイユの顔は一番最初に出会った時と同じ、背筋が凍る程の目つきになっていた。

 だが何故だろう。

 今はあの目に睨まれても、落ち着いている事が出来る。



「……わかりません」



 ミレイユは眉間にしわを寄せ、つまらなさそうに舌打ちをした。

 だが実際、那波にも解らないのだ。声が聞こえて、その通りに従っただけ。声の正体も解らない。



「フン、まあいい。それより那波よ、奴を殺した相手、憎くはないか?」

「……えっ?」



 突拍子もない質問をされ、間抜けな顔を晒してしまった。

 流石に戸惑いを隠せない。



「何故奴のような手練れが死んだのか、奴のような人望の厚い男が、なぜ?」



 いきなり何を言い出すんだろう、この人は。

 手は汗ばみ、額からも嫌な汗が吹き出る。

 そしてふつふつと心の中で湧き上がる不快感を覚えた。



「奴を殺した相手に復讐したいと思わないか?」

「……何が、言いたいんですか」



 那波の中で湧き上がる不快感はより一層強くなっていった。

 まさか、まさか。といった気持ちが不信感を煽る。



「奴、シュナイゼルを殺したのはなぁ――」





――私なんだよ




 その言葉を聞くや否や、那波はミレイユに向かって突っ走った。

 頭の中であの温かい声が何かを言った気がする。

 だがもはや聞く耳を持たなかった。

 目の前に親の仇がいる。本当の家族とも思えたシュナイゼルを殺した仇が、目の前にいる。

 そう思うとじっとなどしてられない。



「いい形相だ。だが――」



 言葉が聞こえたと同時に、腹部に強烈な痛みが襲った。

 その反動で後方へとふっ飛ばされる那波。



「真っ向勝負とは正直過ぎるぞ、お姫様」

「ケホッ、ゲホッ……おえぇっ」



 強い衝撃に耐えかね、胃の中にあるものを吐き出してしまう。

 ミレイユは那波よりも早く接近し、腹部に蹴りを入れて突き飛ばしたのだ。

 立ち上がろうとする那波に頭突きをし、首元を掴みそのまま後ろへと押し倒す。



「シュナイゼルが死んだのは貴様が止めれなかったからだと? のぼせ上がるなよ小娘」



 首を抑えつけられ、息がし辛い。

 苦悶に満ちながらも薄目を開けてミレイユを睨みつける。



「そんな睨む事でしかやり返すことの出来ない貴様に、誰かの行動を止められる力があると思うか!」



 ミレイユの表情はさらに険しく、怒りを表していた。

 激昂した声が周囲の空間をビリビリと震わせているのが伝わってくる。

 だがその瞳の奥に何か悲しみが映っている、そんな気もした。




 ――そうだ。

 この人の言う通りだ。

 私が止めなかったんじゃない。

 元々私は、止められるだけの力なんて、持っていなかったんだ。



「うっ……えぐっ……」



 弱い。体も、心も。

 そんな自分が心底、嫌いだった。

 泣くことしか出来ない、糞ガキのような自分が……。



 気がつけば首を絞める手は離されており、馬乗りになっていたミレイユはいつの間にか隣で胡座をかいていた。

 ミレイユが背を向けたまま語る。



「悔しいのなら力をつけろ。誰かを止められる程の力を、人を守る力を」

「…………」



 この人は……

 ミレイユの言葉は、どこか同じ境遇……いや、それ以上の場所に立つ者の言葉に聞こえた。

 度々見せるミレイユの悲しい影。 

 過去に辛い経験をしてるのだろう。



 すくっと那波は立ち上がり、ミレイユの正面へと回る。



「ミレイユさん」

「む?」



 ゴンッとミレイユの額めがけて思いっきり頭をぶつけた。



「痛ッ!! な、何をする貴様!」

「さっきのお返し……これでお相子です」



 額を抑えて呆然とするミレイユ。



「っぷ」

「あははははっ」



 二人は何だか可笑しくて吹き出していた。

 不思議だった。

 さっきまで命をかけた戦いをしていたのに、今はこうして笑っていられる。



「……それで? 私はお前の大切な人の仇だぞ? そんな現を抜かしていていいのか」

「貴女がおじさんの仇じゃない事は、冷静に考えれば解ります」

「ほう?」

「貴女が自分の名を名乗った後 『シュナイゼルは最期に何か言ってたか』 と言いましたよね。本当に貴女が殺したのなら、そんな事を聞くはずない」

「お前を油断させる演技かもしれないぞ?」

「だとしたら、そんなまどろっこしい事をせず、最初からおじさんの友人だ、と言って騙しているはずです。それに……あの時の貴女の寂しそうな顔は本物でした。私はそれを信じます」

「フン、甘い奴だ」

「なんとでも」



 この人と私は、何か共通するものがある気がする。

 間違っても、おじさんを殺すような人じゃない。

 それにこの人は、私に大事な事を教えてくれた。

 いつか人を守れる程の力を付けたい。大切な人を守れる力を。

 もうあんな思いは、したくないから……



「私は生前、シュナイゼルからお前の面倒を頼まれたんだ」

「え!?」



 微かに微笑みながらミレイユは言う。

 今まで見せたことのない、暖かい表情。

 懐かしいものを見ている様な穏やかな目になっていた。



 そうか……やっと思い出した。

 今まで胸のどこかで引っかかってた「ミレイユ」という名前。

 シュナイゼルの夢を見た時、確かにその名前を口にしていた。



「最初は面倒だから断ったんだが、何度も頼まれてな……。その後しばらくして、奴が死んだという情報を掴み、私は奴への鬱憤を、墓の前で晴らしてやろうと思ってここまで来たんだよ!」



 ミレイユは墓の方へと向く。

 その瞳は、涙こそ浮かばせていなかったが、もう会うことの出来ないシュナイゼルをその瞳に写し、辛く、寂しそうな顔になっていた。



「おじさんは自分が死ぬということを?」

「さあな。だがあの男の事だ、何かを感じていたのだろう」



 確かにシュナイゼルが何も考えずにそんな話を持ちかけるとは考え難い。

 何かを掴んでいたと考えるほうが妥当だろう。



「だが私も、つまらない奴の世話をする程お人好しではない」



 ミレイユはこちらへ振り向いた。



「だから嘘までついて、私を試した、と」

「そうだ。そして貴様はその歳では珍しく、才能があると感じさせた」



 才能……

 本当に私なんかにそんな才能があるのだろうか。



「何の変哲もない私なんかに?」

「二発目に出した氷針を避ける時を思い出せ。」

「二発目……」



 一時間も経っていない間に色々な事が起こりすぎた。

 そのせいで数分先のことも思い出し辛い。



「あの時なぜ避けれた?」

「なぜって……ミレイユさんが 『関心してる場合か?』 って」

「私は確かにそう言ったが 口に出してはないぞ?」



 言ったのに言ってない……何を言っているんだろう?



「要するに貴様には、攻撃意志を察知できる直感力があるんだよ」

「直感って……危険を察知する感覚、みたいな?」

「ああ。本来なら何十年も修行を積んだ達人、もしくは稀に見る天才くらいだが」

「それって、私が天……」

「それはない」

 即答された。



「まあ天才には近いが、もっと例外的な存在だ。それに」

「それに?」

「貴様はただのガキではない。私のかつての教え子、そしてお前の母でもある 夏苗 の娘なのだからな」

「い、今……なんて?」



 いきなり飛び出た 『母』 というワードに驚きを隠せないでいた。

 母が死んでから七年、未だに思い出せない母の名前。それをこの人は知っている。



「シュナイゼルから大体の話は聞いている。だから教えてやろう。お前の母親の名前は 牧瀬 夏苗(まきせ かなえ) だ」

「夏苗……牧瀬 夏苗、それが母の、名前……」



 那波の瞳には嬉しくて涙が溢れだしていた。

 七年間知りたくても知ることの出来なかった、私の本当の家族の名前。それをようやく知ることが出来た。

 那波は首からぶら下げているペンダントをギュッと握りしめ、母に一歩近づけた事を嬉しく思った。



「で、でもなんで私の母が、か……かなえさん、だと?」



 記憶を失う前までは呼んだこともあるかもしれない母の名前。勿論、今の那波に当時の記憶は残っていない。

 だが声に出し、改めてその名を口にした時、心の中で欠けていたピースがピッタリと嵌った気がした。長く忘れていた母の名前。そしてどこか、懐かしさを感じさせる響き。

 そうだ、この名前こそが自分の母の名前。



「貴様のそのペンダントだよ」



 ミレイユは、那波が今まさに握っているペンダントを指さす



「それは稽古中も肌に離さずつけていた夏苗のペンダントだ」

「稽古中でも……」

「そいつはとても大事なモノだ。決して失くすんじゃないぞ」

「どういうモノなんですか?」



 口ごもったミレイユの顔は何かを考えているようだった。



「今は話せない。話すべき時が来たら語ってやる」



 話すべき時。それが何を指してるのかは解らなかった。

 だが、それほど大事な意味を持つというのは、ミレイユの顔を見て理解することが出来た。



「じゃあ、私の名前は……?」



 母のことを知っているということは、那波の本当の名前ももしかしたら……

 そう思って聞いたのだが



「それは知らん。夏苗が結婚したのは私の元を去ってからだ。お前の父親の事も私には解らん。それ以来連絡は無かったからな」

「そう、ですか……」



 父親の事は手がかりが無かったものの、母親の名前が解ったのは大きな一歩だ。

 それに――



「どうした? 本当の名前が解らなくて辛いか」

「……いいえ。確かに知りたい気持ちはあるけど、私にはおじさんがつけてくれた 『那波』 っていう立派な名前があります」

「フ、そうか」



 自分の母親に付けてもらった名前は確かに知りたい。お母さんがどんな想いで、私に名前を与えたのか……

 でも仮に知ったとしても、私は今の名前に誇りを持っている。



『どんな苦難な波も、美しく、そして常に落ち着いて乗り越えられる、そんな女性になってほしい』



 生前にシュナイゼルから聞き出した、私の名前の由来。

 私は 『那波』 として生きていきたい。

 そしておじさんの付けてくれた名前の通りな女性になりたい。

 私は両親の墓へ顔を向け、誓う。



(お母さんが私につけてくれた名前、いつか絶対見つけてみせるからね)





「さて、と……」



 ミレイユが重い腰を上げて立ち上がる。



「那波、貴様はどうする?」



 ミレイユは真剣な顔付きでこちらを見ている。

 恐らくミレイユが聞いてるのは那波のこれからについてだ。

 母・夏苗の師であるミレイユ。

 夏苗がミレイユの元で教わった事、人を守れるだけの力。

 夏苗と同じ道を進んでみたい。そして自分自身をもっと強くしたい。

 那波の気持ちは既に決まっていた。



「私を……私を強くしてください、お願いします!」



 那波は深く頭を下げた。



「いいだろう。その代わり、死ぬ気でついて来いよ。途中で音を上げたら、私が貴様の首を食卓へ並べてやる」

「は、はい!」



 目が本気だ……

 今までのこの人の言動を見る限り、弱音を吐いたら本当に殺されそうだ。



「あ……」

「どうした?」

「ラミネさん、忘れてた……」



 そうだ、すっかり忘れてた。

 ラミネさん、荷物を車にとって来ると言ってたが、この事態をどう説明すれば……



「ああ、心配するな。ラミネには私から言っておく。ほら、行くぞ」

「えっ、あ、はい!」



 ラミネさんの事まで知っているんだ……

 ということはやっぱり、アークスなのだろうか。それもかなり凄腕の。

 どちらにしても、私はこの人の元で強くならなきゃいけない。

 力をつけて、両親の事、おじさんの事の真相へと辿り着きたい。

 そうしたら、また会いに来ます……おじさん、お父さんお母さん、そしてラミネさん――



「――行ってきます」











「…………」

「良かったんですか? ラミネさん、一言かけなくて」



 車体に体を預け、考え事をしているラミネへ、カーネルが心配そうに尋ねる。



「いいのよ。あの娘は自分の足で、新しい道に踏み出した。それを見届けるのがあたしの仕事」



 ふぅっと煙草から吸い取った煙を体外へと放出する。



「いや、そうじゃなくて……寂しく無いんですか?」

「カーネル、アンタは自分の心配でもしてな。病み上がりの癖に人の心配してんじゃないよ」



 横目でチラっと視線を移し、カーネルへ話しかける。

 カーネルの体は頭を除いて、全身がキャストパーツになっている。

 前回の第三機動部隊壊滅の事件で、生体機能はほぼ全て失い、寝たきりの状態で復帰は不可能とされていた。

 それでも、本人の部隊復帰という強い希望もあり、全身をキャスト改造する事で望みを叶えたのだ。



「俺は大丈夫っす! 大分この体にも慣れてきましたし!」

「それで……なんで頭だけヒューマンフェイスなのさ?」

「親が産んでくれたこの顔だけは、変えちゃいけないと思ったんっす」



 こいつのこういう所が憎めない。

 いつもはお調子者だが、考える所はしっかりと考えている。



「それに、この美貌をマスクで隠すのは勿体無いと思いまして!」



 キリッと顎に手を当て決めポーズをしているカーネルを見ると、前言撤回をしたいと切に思った。



「――ま、頑張れよ。那波」



 誰に言うわけでもなく、透き通った青空に向けてそう呟く。



「ん? 今何か言いました?」

「何でもないよ。ほら、私達も本部へ戻るよ。さっさと車出しな!」



 己が自分で決めた道だ。

 納得の行くまで、進んでいきなよ。

 アンタの帰ってくる家は、あたしがちゃんと守っておくからね――








Time After Time 第一章 託された想い   完











~あとがき~


お、お疲れ様でした(震え声

えー、一章完結するまでに、どえらい時間がかかって申し訳ありませんでした。

(少し小説から離れていましたry)



どうも、あらためまして! まぎです(´・ω・`)

第一章、ようやく完結という形になりました。

那波はミレイユと出会い、また新たな道へと進むこととなるでしょう。

ラミネ本人としては名残惜しいでしょうが、那波の事を考えると、これが一番の策だと思っている様子。

カーネルも命さながら生きております。現在はキャストとして、ラミネについていますが・・・

あの告別式で出てきたリーガルとという人物は一体誰なのでしょうか。



一応、というか、勿論、まだ続きます!

更新頻度は・・・できれば気長に待っていただけると嬉しいです><

出来る限り、早く書き出していこうとは思いますが!


・・・しかし、FC2で元を書いているのですが、

今これを書いている瞬間も、かなり重たいです。FC2のサーバーが不調なのでしょうか。

正直打ち出してから反映されるまで3秒~5秒ほどラグがあって相当ストレスたまります(

あとがきを書いた辺りからこうなったのでまだ良かったのですが・・・これがもし、本文作成中に起こってたら・・・


でわでわ! ごきげんよう!ごきげんよう!!

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