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まぎあっと。PSO2

PSO2をしながら、その雑記、初心者向け講座、そして自作小説など書いていくブログです

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 キャラクター紹介 あかね

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 (´・ω・`)絵を描いてくれる人大募集!


キャラ名:あかね
性別:女(デューマン)
年齢:18歳
メイン職:ガンナー



――小説でのあかね
元々は一般的な家庭で、ごく普通に育てられ
ごく普通に学校に通う生活を送っていた。

ところが、突然のダーカーによるR地区市街への襲撃により
あかねの住む街は瞬く間に壊滅させられてしまった。
間もなくアークスも到着したのだが
敵も予想以上の猛攻で、戦いも長期戦を強いられることとなった。

倒壊したビルの下敷きとなり、身動きの取れないあかねの両親。
ダーカーの襲来に恐れ逃げ惑う人々や、アークスの隊員に
あかねは両親を助けて欲しいと声をかけるが
周囲の人間は混乱もあってか、誰一人手を貸してくれずにいた。
隊員に至ってはあろうことか、
己の戦果を上げたいがために相手にしてもらえなかった。


瓦礫から出ている両親の手を掴み、
なんとか引きずり出せないかとするものの
女性一人の力だけではどうすることも出来ない。

失意の中、涙するあかね。
握った手の主は、力を失うかのように
徐々に冷たくなっていく……。


 「なんでや……なんで誰も助けてくれへんのや……、お父ちゃん、お母ちゃん……ごめん、ホンマごめんな……」



どれだけの時間が経ったのだろう。
どれだけ泣きじゃくっただろう。

つい今朝まであったいつもの日常。
何気ない会話を親とし、
時間に追われて家を出て
学校で友達とどうでもいい話をして笑う。

いつもどおりの平和な時間を送っていたのに……
世界でダーカーによる奇襲が起こってるってことは
テレビでも知っていた。
だけど、所詮は画面の向こうの出来事で
同じ世界にいるのに、どこか遠い、自分には関わりのない場所の様な気しかしなかった。
でもそれが、とうとう自分の身近で……目の前で起こった。

平和というのはほんの一瞬の出来事で
こうも簡単に崩れ去るものなのか。

この街の人に対してもそうだ。
瓦礫をどけるのを……親を助けて欲しいと叫んでも
誰も手を貸してくれなかった。
普段はみんな、あんなに優しかったのに。

……仕方ないって解ってる。
自分がもし、命からがらに逃げる側だったら
手を差し伸べることが出来たか、正直分からない。
でもだからって、納得は出来なかった。


 「人ってなんや……アークスってなんなんや……! 助けてくれるんやないんか……!」


あの時呼び止めた隊員は
明らかに不快な……面倒くさそうな顔をしていた。
這いつくばる人をゴミを見るような目。
目先の目的を邪魔され、苛ついたような顔……
同じ人間とは思えなかった。


気がつけば、ふらふらと
おぼつかない足取りで、黒煙のあがる街を歩いていた。

何処に向かうでも無く、
何をするでもなく、
ただただ、何も考えられずに彷徨っている。

すると突然、銃声と
何か、得体のしれないおぞましい叫び声が耳に刺さり
あかねは我に返った。


 「な、なんや……この声……」


体が小刻みにプルプルと震え始める。
反射的に体が悟ったのだ。
これは危険だ、近づいちゃいけない、と。
だがそんな恐怖心をも超越する高まりがあった。


 「この声の先に……ウチの父ちゃんと母ちゃんを殺した奴がいる……!」


――復讐心。
自分が敵う相手かそうでないかなんて関係ない。
行き場のない怒りがあかねの内に広がり続けた。
近くの店の厨房にあったナイフを拝借し、
声のする方向へ足を進めた。


徐々に声が大きくなっている。
間違いなく、近くにいるのだ。
だがそれと同時に、銃の音も鳴り止まなかった。

そういえばさっきも聞こえていた。
まだ生き残りがいるのだろうか。
ここまで来るのに相当数、アークス隊員の死体を見てきた。
不思議となんの同情も感じなかった。
寧ろ当然の報いとさえ思えてしまう。

文字通り、屍を超えてきたわけだが
今度の銃声の主は、少しは骨のある奴なのだろうか。


 「……いや、そんなことどうでもええわ。親を殺したダーカーも、あいつらも、どっちも許さへん……!」


目元が熱くなる感じがした。
もう自分が何を考えているのかすら分からない。
気づけばさっきよりも早く、音のする方へ走っていた。

すると、建物の向こうに何かが過るのが見えた。
一つ……二つ……なんだろう。
うまく視認できなかったが、
確実にこの建物の向こう側に何かがいる。

あかねは建物と建物の隙間を慎重に進んでいった。
だが最初に目に入ったのは……想像を絶する物だった。


 「なん……これ……」


デカイ。
一言で言うならそれに限った。
常識はずれのデカい”ソレ”が目の前にいた。

最初に視界に入ったのは黒く、
気持ち斜めに倒れかかっている太い棒。
所々に赤い縦線のような模様が光っている。

だがそれが足の一本だと気づくのには数分ほどかかった。
自分の体格の、何十倍もの大きさ。
蜘蛛のような形をした怪物。

対してあかねの手にしているのは
果物を切る時に使うようなナイフ一本。


 「はは……う、嘘やろ、こんなもんでどうやって……」

逃げなきゃ。
考えが甘すぎたんだ。
こんなナイフ一本で何が出来るというのだ。
逃げなきゃいけないのに、足がいうことを聞かない。

首筋には嫌な冷たい汗が流れ落ちる。


どれだけ硬直していたのだろうか。
数秒? それとも数分?
幸い敵には気づかれていないようだが、いつ気づかれるか分からない。
そうなってしまえばもう終わりだ。
たちまち食い殺されるか、八つ裂きにされるか。

そうしていると、遠くの方で声が聞こえた。
遠すぎて何を言っているのかは分からないが、どうも焦ってるように感じた。
いや、焦ってるのは自分かもしれない。

助けてくれるように叫んでみようかとも思ったが
ここにいるということは、アークス隊員。
そうだ、さっき何をされた?
そんな奴に助けてもらうくらいなら……

瞬間、ドンッと一発、化物に何かが当たり
化物が叫びをあげた。


 「キシャアァァァ」


この世のものとは思えない声。いや、音?
空気がビリビリと振動するかのように
声はあかねの体を突き抜けていった。

気絶するんじゃないかとも思えたが
その反動か、足が重たいがなんとか動かせるようになった。
一歩、さらに一歩と
音をたてず、化物に気づかれないように後ずさんだ。

なんて様だろうか。
あれだけでかい口を叩きながら
実際は何も出来なかった。
足が竦んで、身動き一つ取れなかった。
最低だ……

通路脇のゴミ箱の裏にうずくまるように身を隠すあかね。
何も出来ない自分に涙が溢れ、怒りを感じながら怯えた。
目元は腫れきっており、心はどんどん曇っていくのを感じる。

いっそこのまま死んでしまおうか。
握ったナイフを見ながらあかねはつぶやく。


 「死んだら、父ちゃんと母ちゃんのところへ行けるやろか……」


その時だった。
化物の方から人の声が聞こえる。
とうとう幻聴まで聞こえるようになったのだろうか、
とも思ったのだが、二度目の声も聞こえた。

さっき遠くに居た隊員だろうか。
何をしにこんな所に来た……
化物が倒せないと知って、人命救助で手柄を建てようとしにきたか。


 「……るな……、ふざけるなふざけるな! 父ちゃんや母ちゃんを見殺しにしといて、今更何を……!」


許せない。
それ以外の考え方が出来なかった。
あんな人の血も通ってないような下衆の集団が
助けてくれるわけがない。


 「だったらせめてあいつらだけでも……ウチが」


隊員の呼ぶ声が周囲に反響して聞こえるようになった。
恐らくこの通路に入ったんだ。
すると遅れて別の声も聞こえてきた。
どうやら二人くらいいるようだ。

あかねはすくっと立ち上がり、物陰から姿を出した。


 「お……夏波、いたよ!」


そう声を上げたのは青い髪を後ろで束ねた女性だった。
夏波と呼ばれた人は、青髪の女の半分以下の身長だった。
どういう体をしているのか……いや、今はそんな事どうでもいい。


 「お前さん、一人かい? お父さんとお母さんはどうした?」


白々しい。
その一言で腸が煮えくり返りそうだった。
徐々に青髪の女が、両手を広げながら距離を詰めてくる。
あと少し……


 「……さあ、おいで。ここは危ないからアタシらが連れてってやるよ」


さっきよりも近づき、
青髪の女が姿勢を少し低くした。
今だ!!


 「……ッ!」

 「…………」

 「マスター……?」


夏波と呼ばれていた女が気づく頃には既に遅い。
あかねの隠し持っていたナイフが
青髪の女の土手っ腹に深く、深く突き刺さっていた。


 「貴様……!」

 「よしなッ!!!」


夏波が持っていた銃を構えた瞬間、
マスターと呼ばれていた青髪の女がそれを止めた。

あかねは自分が今、何をしているのか
正直な所よく分かっていなかった。

いや、確かに殺そうとしていた。
復讐に満ち溢れ、どうしようもない怒りを胸に
目の前のアークスを殺そうとしたのは事実だ。

しかし、さっきまであんなに決意を固めてたはずなのに
今は物凄く揺らいでる。
水の入ったコップが、中身をこぼさまいとするように
ぐらぐらと……

訳の分からない気持ちの中、目の前の人が言った。


 「どう、した……? 涙を流しながら……武器なんざ握るもんじゃないよ……」


そう言われて初めて、自分が何をしているのかが分かった。


 「ぁ……ああ……」


咄嗟に手を柄から離し、少し後ろに下がった。
ようやく自分がとんでもないことをしでかしたことに気づく。
たとえどんな理由があったって、殺していい事にはならない。
だけどどうしようもない怒りもこみ上げてくる。


 「マスター……」

 「大丈夫だよ、このくらい……ッ」


よろめきながらも青髪の女がゆっくりと近づいてくる。


 「く、来るなぁっ!!」


武器を失ったあかねは足元に落ちてた木の棒を拾い
必死に振り回す。


 「お前ら誰も助けてくれんかった! 瓦礫に挟まって動けないお父ちゃんとお母ちゃんを引っ張ってくれって助けを求めたのにっ!!」


あかねは今まで溜めてたことを全部ぶつけるように言う。


 「己の戦果や、自分が逃げるのを優先して、払いのけて……!」

 「…………」

 「何が正義のアークスや! 何が市民の為や! 結局自分の事しか考えとらん奴ばっかやないかっ!!」

 「マスタ……」

 「黙ってろ」


夏波が何かを言いかけたようだが、
青髪の女がまたしてもそれを止める。


 「そんな……そんな奴死んでしまえ! ウチのお父ちゃんとお母ちゃんの気持ちを味わえ……このっ……この外道がぁっ……」


再びあかねの瞳に大粒の涙が溢れ出す。


 「ウチ……独りぼっちにっ……恐い……助けっ……」


誰も何も言わなかった。
あかねの涙をすする音と、うめき声だけが通路で虚しく響く。
当然かもしれない。
理由がどうであれ、あかねは目の前の人を殺そうとした。
そんな奴相手に、一体誰が手を差し伸べるというのか。
もうすぐ射殺されるのだろうか、
それとももっと酷い殺され方をするのだろうか。
どちらにしろ、もう駄目だと思う。

周囲の音がどんどん遠く感じるようになってきた。


 (目の前の青髪の女性がなんか言ってる気がする……けど、もう聞き取れへん……)


そのままあかねは意識を失ってしまった。



◆◇◆◇◆



――真っ暗い闇の中。
とうとう死んでしまったのだろうか。
短い人生だった……


 (でも、あのまま生きてたって……お父ちゃんもお母ちゃんももういない……)


死ぬと、たどり着く所は真っ暗な場所なのだろうか。
意識だけがあって、でも呼吸はしてるみたいで……

……?
呼吸してるような感じじゃなくて
なんだか本当にしている気がする。

というか物音も隣から聞こえる。
ペラペラと紙でも捲るような音。

もしかして、死んでないのではないだろうか……
あかねは試しに目を開けてみることにした。

開いた。
見事に開いた。
”死んでる”という先入観から、
目が開いてるのか開いてないのか分からない状態だった。


 「ん……眩し……」

 「あ、お目覚めになられましたか?」


窓から差し掛かる日差しが、
しばらく瞑ってた目にささり、思わず細めてしまう。
どうやらここはどこかの部屋で、
隣に居たのは見覚えのある顔。


 「あれ……アンタ……確か……」


頭にモヤがかかるような感覚に襲われながらも
必死に記憶を辿ってみる。


 「申し遅れました。私は夏波と申します。マスターのお世話兼、サポートをさせてもらっています」

 「世話……マスター……」


薄っすらと記憶が戻ってきた……
確か……化物を見て、ビビって……
青髪の女の……マスターって呼ばれてる人刺して……


 「……!! ~~~~!!!!」


思い出して勢い良く起き上がろうとした瞬間、
全身に物凄い痛みが走り、悶絶してしまった。
と同時に部屋の扉が開く。


 「ん~? お、目が覚めたのかい」


またしても聞き覚えのある声。
痛みに耐えながらも目を少しずつ開けて声の方を向くと……


 「あ、アンタ……!」


そこには青髪の女が立っていた。



10分くらい経過しただろうか。
青髪の女性はお茶を淹れてくれた。
病室のティーセットだ。


 「飲みな、温まるよ」

 「う、うん……」


気まずかった。
錯乱状態だったとは言え、あかねはこの人を殺そうとした。
それなのに、こうして看病までしてもらっている。
あかねは思い切って聞いてみることにした。


 「……なんで?」

 「うん?」


手に持ったカップの水面が少し、波紋を出す。


 「ウチ、よう覚えとるよ……ア、アンタを」

 「那波だ」

 「えっ……」


「名前だよ」と言って那波はニコッと微笑んだ。
カップの波紋がより多くなる。
あかねの手はさっきよりも震えていた。
同時に、胸の奥が締め付けられる感覚に襲われる。
こんなに優しそうな顔をする人を、自分は……


 「那波、さんは何でウチを助けてくれたん……?」


那波という女性と、
その奥にいる夏波はきょとんとした顔になっていた。

しばらくして「ふう……」と那波が一息おいて喋り始める。


 「目の前に助けを求める者がいれば、それがなんであれ、手を差し伸べるのがアークスの仕事だ」


もっともらしい返答が帰ってきた。
それに付け足すように那波は言う。


 「だけどね、それ以上に……この娘は助けてあげなきゃいけない、助けたい、そう思ったから助けたんだよ」


「本当は私情なんか挟んじゃいけないんだけどね」と、
すこし笑いながら語ってくれた。

何も言葉が出なかった。
こんなにも自分の事を思ってくれる人に
あのような仕打ちをしてしまったことに。

複雑な気持ちが絡み合い
すすり泣くような声と、
空気を吸い込む掠れた音が部屋に響く。

ふっと、あかねの体を横に傾けられる。


 「……辛かっただろうね、助けてあげられなくてごめんな……」


見上げると、那波が自分の方へ
体を抱き寄せるようにしてくれていた。
あかねと同じように、涙を流しながら……





◆◇◆◇◆



 「ウチ、那波さんに物凄く酷いことしてしもうた……本当にごめんなさい……」


ある程度落ち着きを取り戻し、
那波にむかってあかねは頭を下げる。


 「気にすることない……とは言えないけど、あの程度じゃなんともないから大丈夫さ。お前さんの状況を考えれば無理もない。だがね」


那波は続けて言う。


 「人を殺める事は絶対にしちゃいけない。ましてや憎しみでなんてね。アタシはお前さん……えーっと、名前は……」

 「あ、あかね、です」

 「人を殺すってのは、両親を見捨てたその隊員と同じ所まで落ちてしまう。アタシは、あかねをそんな奴にはさせたくない。だからもうやるんじゃないよ」


しっかりと目を見て言われ、
あかねは「はい……約束します」と返事した。

一番やってはいけないことを……
取り返しの付かない事になる所だった。
それを絶対に忘れてはいけないんだと
あかねは胸の奥に刻むことにした。



◆◇◆◇◆



それから数日が経った。
あかねは今もなお、入院している。
外傷は少ないが、両親を亡くしてしまったり
住む場所も身寄りも無くしてしまうという度重なるショックから
精神的に病んでしまっていると、医師はいっていた。

あれから毎日のように那波が見舞いに来てくれた。
そのおかげで、あかねも元気を取り戻しつつはあるが
那波が帰り、一人になるとどうしようもない孤独感と寂しさが襲ってくる。
それは夜もまともに寝れないほどだった。

そんな日が続くある日のこと。


 「あかね、連絡が取れる親戚はいないのかい?」


見舞いに来ていた那波が問いかけた。


 「いない……元々親戚とも疎遠だったし、家族くらいしか……」


ふうむ、と一瞬考えた後、那波はある話を持ちかけてきた。


 「あかね、もしアンタさえよければ、うちに来ないか?」

 「えっ……」


驚いて思わず那波の方へ顔を向ける。
冗談かと思ったが那波の顔は真剣そのものだった。


 「そんな、いきなりそんな事言われても……」

 「まあ、そりゃそうか。だけど、他に行く宛も無いんだろう?」

 「う、うん……」


確かに身寄りも何もない。
文字通り何も残ってない。お金もない。
この入院費だって一体どうやって払おうかとすら思うほどだった。


 「考えといておくれ。急ぎはしないからね。あっ、そうそう」

 「?」

 「入院費のことは心配しなくていいよ。アタシが払ってるからね」


……見透かされている。
それとも顔に出てたのだろうか?
恥ずかしいことでもないが、反射的に顔が熱くなってるのが分かった。

また来るね、と帰ろうとする那波を見て咄嗟に


 「な、なあ!」


と呼び止めてしまった。


 「ん?」

 「な……あ、あのさ……」


怖い。
これを聞いてしまったら、那波を不快にさせるんじゃないだろうか。
そうなったら、本当に独りぼっちになってしまう……
だけど聞かずにはいられなかった。

少し長い間が出来ただろうか。
それでも那波は微かに微笑んだまま待ってくれている。


 「なんでそこまで、良くしてくれるん……?」


当然の疑問をぶつけてみた。
ずっとずっと気になって
でもなかなか聞き出せなかった。
本当のことを知るのが怖い。
何を言われるのかが怖い。
もしかしたら裏があるんじゃないかって……
あとそれを聞く事で、那波を不快にさせるんじゃないかって。
そう思うと、今まで聞き出せなかった。

だけど、さっきの答えを出すにしても
聞いておかなきゃいけない。
そう思っていると那波が口を開いた。


 「……あかねを見ていると、昔のアタシを思い出すのさ」

 「え……」

 「アタシね、昔の記憶が無かったんだ。ある事故をきっかけにね」

那波は続けて言う。

 「それで、身寄りも無く、今のあかねみたいに絶望してた」


驚いた。
この凛としっかりとした那波の過去に
そんな事があったなんて。


 「でもそんな時、助けてくれた隊員が身寄りの無いアタシを引き取ってくれてね、凄く嬉しかった。もう一度生きたいって思ったんだ」

 「そんなことが……」

 「だから、なのかねぇ。目の前に昔のアタシみたいな奴がいて、放っとけないんだよ」

 「…………」

 「確かにアタシとあかねは家族でもないし、血もつながってない。だから無理にとは言わない。無論、一人で生きたいって言うなら援助もしてやるつもりだよ」


話だけ聞けば、明らかに裏が有るような話だけど
実際に目を見て話してるあかねには解る。
この人はただ純粋な気持ちで、助けようとしてるんだと。

冷えきった心に温もりが広がっていく感じがした。
ずっとこれから独りで生きていくんだと思っていた。
でも、手を差し伸べてくれる人が目の前にいる……。
こんなに嬉しいと思ったことは初めてだった。


 「アンタ……人が良すぎるで」


あかねは泣きながら那波に向かって言葉を投げた。
那波も笑いながら「アタシもそう思うよ」と言って病室の扉を閉めて行った。



その後、あかねは那波の提案を受け
間もなく病院からも退院することが出来た。

その日から、那波と夏波、そしてあかねを加えた
三人での生活が始まった。






なっげええええええええええええ('ω'`)

いやいや、自己紹介ってよりなん、これ
一話分やんけ(

申し訳ない……
以前、SS式で書いたと思います
あの糞恥ずかしい文体のあかねストーリー。
あれを改良したお話です。

本当はもっと短縮するはずでした。
他のキャラ紹介みたいに短く……

しかし気づけばお話になってしまっていた……。

本編ではですね、
基本、主人公である那波視点なので
今回のようなあかね視点はあまりかけないかな―とか思いつつ
この場を借りて書いてみました。

といっても、2016/08/04現在、
あかねが登場するのはむぁっだまだ先です……(




――ゲーム内でのあかね

PSO2内、まぎ@の3rdキャラ。
射撃仕様サイキ防具を持つデュマ娘のあかねちゃんです。
イメージとしては大阪っ娘を作りたく、メイキングしました。
まあ、なのですが
ケモミミや狐尻尾などをつけているので
獣化設定もあっても面白いかなぁ……なんて思ったり(

職は基本ガンナー。
デューマンの低耐久で
特攻癖がある私のプレイスタイル似合わせるため
HP盛り&オルレジ付きの能力構成になっています。
お陰で死にくくなりましたぁ~ (´ω`)

那波ちゃんLOVEな設定であるので
オートワードでもその節を出しております。

CVは女性追加ボイス28の植田佳奈さん。
やはり大阪弁といえば植田さんのイメージがありまして。

担当クラフトは「レッグ打撃防具」。
Lv1~10(特化込み)まで可能。
HP特化もPP特化もいけます。

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